創立10周年の記念すべき年、
2つの大きな喜びを感じています。

1999年10月、私たちは設立10周年を迎え、新たなスタートラインに立っています。当社はこれからどんな理念のもとで、どのような活動を展開していくのでしょうか。代表にお話をうかがいました。

いよいよ理想が実現する10周年

 -創立10周年、誠におめでとうございます。10年という大きな区切りを迎えられ、新たな決意を胸に秘めていらっしゃることと思います。これからの新しい当社について、代表のビジョンをお聞かせください。
 -ありがとうございます。実は今、10周年という区切りを祝う気持ちと、もう一つ大きな喜びを感じています。というのは、この10年間の成果として、私が理想としてきた企業基盤ができたのです。ビジネス、企業風土、商品群など、ずっと追求してきた理想が、満足のいく形で本当に現実になろうとしています。いわば今年が新しい当社の元年なのです。

ライフフィールド理論のさらなる実現を目指して

 -とくに商品開発には大きな力を注ぎ、自信を持って提供できるラインナップを揃えられたようですね。
 -その通りです。なかでも創業当時から開発を重ねてきたライフフィールド理論について、新しい発見をし、それが商品開発に結びつきました。ライフフィールド(生命場)とは、生命活動を行っているすべての生物が形づくる磁場空間のことです。磁場空間の周波数は個々の生命体により異なっているので、たとえば人間にとっては人間の持つ周波数と同じ周波数の水を摂ることが、根本的に体内の生理作用を高めることにつながります。
 新商品の活水器が好例です。水道水に含まれる残留塩素や有害物質などをすべて除去し、人間の生理・代謝活動を活性化させる生命情報精製水を創り出すものです。 
 化粧品では同じくライフフィールド理論を応用した新シリーズ6種類8アイテムを投入します。好評を呼んでいるサプリメントについては、カプセル・錠剤・グミと幅広いタイプを揃え、利用しやすい形で提供できるようにしました。どの商品も驚くべき効果に大いに期待してほしいですね。
 私たちの考え方を具現化した商品展開は重要です。今回は企業理念とライフフィールド理論の双方の見地から、当社の柱となる商品群を新たにバランスよく揃えることができました。皆さんとの協力のもとで、送り出していきましょう。

『和と調和』をもって、新たな企業風土作りを

 -企業風土づくりという点ではどのような考えをお持ちですか。
 -ご存じのように、日本のネットワーク・マーケティングは、外資系企業が先行してきました。そのため、日本の企業でも、外資系の経営手法を採用しているところが多いのです。ただ、私自身は、日本で展開するなら、もっと日本的なネットワーク・マーケティングがあっていいのではないかと思います。そこで、日本の精神的風土、日本人のモノの考え方を取り入れた、独自のビジネスを立ちあげ、育ててきました。
 -日本の精神的風土、日本人の考え方にフィットしたご自身の理念とは、具体的にはどういうことでしょうか?
 -日本人は生まれながらにして『和』の文化に触れ、その精神を受け継いでいます。『和』を創造すること、そして『わび』や『さび』といった細やかな心遣いを持ち、『調和』をもたらすことに秀でているのが日本人なのです。ただ戦後の高度成長期やバブルの隆盛と崩壊などによって、それを失いつつあったことも事実です。私は当社を通じて『和と調和』の精神文化を新たに創造し、その精神にのっとり、ビジネスを拡大してきたわけです。そして皆さんの理解と信頼、協力を得て当初、私が考えていた『和と調和』の精神風土は、次の段階へステップアップを迎える準備が出来ました。
 21世紀の日本は、社会がより『癒し』を求め、個人は個々の責任のもとに、より自由な環境の中で活躍できるようになるでしょう。当社は、社会には『癒し』を、個人には『和と調和』の中で能力が生かせるフィールドを提供しながら、企業としての存在感を高めていきたいと考えています。

明るさ、楽しさと思いやりを得て、
ともに豊かになっていく

 -当社の将来性と、社会との関わりについてどのような考えをお持ちですか?
 -社会の中での「和」や「調和」も大切です。当社が果たせる役割にはどんどん果たしていきたいと考えています。たとえば、当社のビジネスは何も資格を必要としませんよね。ですから、史上最大の失業率の中で、苦しい思いをしている人にもチャンスを提供することができます。苦しさを良い方向へ変える力も持っています。また産業構造が大資本から小資本・個人へと変化する中で、新しい起業家の皆さんに対しても貢献できると考えています。
 こうした社会的背景のもとで、私たちは、まず『個人が現在の環境を変える力を持つ』ことを重視しています。私自身もいつも実践していることですが、仕事というのは『陰陽』の『陰』の気に入るとうまくいかないものです。私たちは『陽』の気に入っていただくことで、個人の人間性を磨いて高め、精神的にも経済的にも豊かになっていくことを目指しています。これは当社でしか出来ないことでしょう。
 -これから仲間に加わる方、そしてすでに活躍していらっしゃる皆さんへメッセージをお願いいたします。
 -心から感謝の気持ちを捧げたいと思います。今、一緒に頑張っている方、新たに加わりたいと考えている方の双方に支えられて、今の当社があります。そして、当社は皆さんがお互いの活動を通じて、明るさや楽しさを得て、さらに思いやりや感謝の気持ちを持ち、人間的にも経済的にも豊かになっていくことを目指しています。同時に、社会全体の中で企業としてどうあるべきなのか、当社はどんな貢献ができるのかも常に考えていきたいし、皆さんのアイデアもぜひ出していただきたいと考えています。