“ソリューション&アウトソーシング”をテーマに、
幅広いビジネスを展開する“総合情報サービス企業”

君の活躍分野が必ずある、
幅広いビジネスフィールド

 当社は、情報活用のあらゆるニーズに応えている“総合情報サービス企業”です。システムインテグレーションからシステムマネジメント、エンドユーザー・コンピューティング、データ加工やデータ入力、さらにパッケージソフトの開発などまで、ビジネスの領域は多彩。もちろん、社員の活躍フィールドもいろいろあります。では、各セクションで頑張る先輩たちの生の声を通じて、当社を紹介していきましょう。

わが部、わがチームの役割

 私が所属しているデータビジネス事業部では、データ入力をメインに手がけています。最近は情報化が進んできましたので、ただ入力するだけでなく、運用面やシステムコンサルテーションまで、業務の幅が広がってきています。業務や戦略のアウトソーシングをターゲットに、お客様に対していろいろ新しい仕組みを提案しています。

私が担当している仕事はこれ

 こんなサービスがあったらお客様に利用していただけるのでは? という企画を考え、システムを構築。そのシステムを利用したサービスをお客様に提案していきます。お客様のニーズに基づいてシステムを開発するのではなく、自分の感性や感覚で受け入れられそうなサービスとシステムを考えていく。そんな企画中心の仕事です。

形になった仕事の成果

 FDES(ファックスデータエントリーシステム)があります。これはお客様に名簿などのデータをファックスで送ってもらい、コンピュータで受信。プリントアウトせずに画像データとして画面上に表示し、それを見ながらデータを入力していくというシステムです。以前に比べて素早い対応が可能ですし、しかも完全なペーパーレス。ボトムアップで生まれたシステムです。

当社に入った理由

 当社に入社したのは、セミナーでEUC(エンド・ユーザー・コンピューティング)についていろいろやっていると聞いたため。EUCとはユーザーのコンピュータシステムのすべての問題を解決していくコンサルテーションのこと。ハード、ソフト、ネットワークなどたくさんの知識が身につけられそうだと考えたわけです。

当社流研修・体験談

 入社後2カ月は集合研修。ここでは、社会人としての基本から会社の基礎知識、パソコン入門、スピーチ・プレゼンテーションなど、基本的なことを習得。その後、ソフトウェアプロダクト部に配属になり、OJT形式で、業務で使うプログラム言語、また実際のプログラミングの知識を吸収しました。また、給与システムのチームに配属されたので、企業の給与計算の仕組みについても勉強しましたね。

私が担当している仕事

 クライアント/サーバシステム向けのパッケージソフトの開発に携わっています。これはパッケージでありながら、ニーズに応じたカスタマイズも行っているんです。というのも、給与の仕組みは会社によってまちまちなので、一つのパッケージでは幅広いユーザーのニーズを満たせないからです。そこで生じるプログラムの修正などを主に担当しています。

当社流研修・体験談

 現在、担当しているのは、大型コンピュータとパソコンとの間に位置するオフコンという機種で使うプログラム。配属後1カ月はオフコン用のプログラム言語について自習形式の研修があり、さらに仕上げとして自分で一つのプログラムを作成する課題も行いました。ですから、私の場合、4カ月間ぐらいの研修期間になったわけですね。

こんなところが面白い

 大学時代は心理学を専攻していて、アンケート調査の統計でパソコンを利用していたんです。そこでコンピュータに興味を持ちました。何が面白いのかというと、こちら側で命令を打ち込むとちゃんとその通りにプログラムが実行され、結果が出てくるところ。早く自分で設計できるようになって、もっともっとやりがいある仕事を担当したいですね。

当社という会社

 私がいるソフトウェア開発部のフロアは、メンバーの半分ぐらいが女子社員なんです。実は、配属してからずっと所属しているチームで、直接面倒を見ていただいているのも女子の先輩です。当社は、何かと女性技術者が仕事をしやすい環境にあると思います。また、社内のSE、プログラマーのうち、だいたい半数は文科系学科の出身なのだそうです。文系出身の女子社員としても、なにかと安心感が持てる会社ですね。

わが部、わがチームの役割

 SOサービス部の「SO」とは、「システムオペレーション」の略。お客様からデータをお預かりし、加工したり、付加価値をつけたりしてデータをお返しするというのが主な仕事になります。わかりやすいものでは、98年2月から郵便番号が7桁になりますが、5桁の旧住所データをいただいて7桁へと加工してお返しするというわけです。

私が担当している仕事

 当社の商品に住所マスターデータがあります。これは住所をコード化し、全国40万件のデータを収録したもの。ただ、地名変更や区の再編成もあるので、常に最新のデータにしておく必要があります。修正のためのプログラムを作成し、データを書き換え、最新のデータをつくり上げるという仕事を担当中です。

形になった仕事の成果

 今はマスターデータをつくっているので、ひととおり形になったときには完成の喜びがあります。新郵便番号制への移行に伴って、この商品を使いたいという引き合いが昨年からかなり来ています。今回新たに導入したお客様も多いんです。今後、コンピュータシステムを利用して郵便物などを発送している企業や団体が、スムーズに新郵便番号制に移行できたら、それが私の仕事の成果ということになりますね。

当社に入った理由

 会社の雰囲気を重視していたので、面接などの機会に「実際に社員の人が仕事をしている時間に職場を見せてほしい」ということを言っていたんです。中には見せてくれなかった会社もありますが、当社はとても親切にいろいろ見せてくれたんです。それで、「いい会社だなあ」という印象をもちました。あとは、研修が充実していたためです。

私が担当している仕事

 当社では情報化の入口から出口まで、あらゆる段階でのサービスを提供していますが、私が担当しているのは出口にあたる部分です。主な例では、バーコード入りの宛名ラベルの出力、料金引き落とし処理などがあります。こうしたシステムの、小さなものなら設計から、大きなものではそのプログラミングを行っています。

こんなところが面白い

 今まで2回ほどお客様のもとへ出向いたことがあります。お客様の要望を吸収するのが目的だったんです。その時は、あれこれしつこいぐらいに聞いたつもりだったんですが、あとでもっと聞きたいことが次々と出てくるんです。SEをめざすなら、お客様が欲してるものをつかむ力が大切になってくる思います。はっきりとは見えてこないお客様の要望、ニーズ、問題点などをしっかり把握する。そのあたりの折衝もこの仕事の面白さだと思いますね。

私が担当している仕事

 現在は、外資系の商社さん1社に対するEUCを担当しています。これは、お客さんの契約社員である全国各地の調査員が、携帯端末を持ってさまざまなアンケート調査を行い、その結果を通信回線を介して当社に送信。さらに当社から、集計結果のデータをお客様の本社のホストに提供していくという仕組みのビジネスです。

こんなところが面白い

 このシステムに関しては完全に任されていて、携帯端末の細かな仕様決定、機器の導入・コンサルテーションもすべて当社で行いました。導入では、北海道から九州まで8カ所の拠点で、10数回開催。1回につき、20名ぐらいの人に端末の使い方などをレクチャーして回りました。自分の母親と同じぐらいの年齢の人に使い方を教えてまわりましたね。

こんなところが面白い

 私の仕事は実際にエンドユーザーがシステムを使っているところを見ますので、生の情報やニーズやがたくさん吸収できます。また、トラブル時のサポート窓口も行っていましたので、幅広い情報が集まってきています。言ってみれば、お客様の“戦略の部分”のアウトソーシングが私たちの狙い。今後、ユーザー自身が、基幹業務のほうのシステムの再構築を計画しているということなので、そこにも入り込んでいきたいと考えています。

キーワードは、
ソリューション&アウトソーシング

 当社の設立は1965年。コンピュータと言えば大型コンピュータのことを意味し、コンピュータがまだ専門家だけが使う特殊な道具だった時代のことです。こうした情報サービス産業の初期から30年以上も一貫して、ユーザーの情報化を考え、ニーズに応えてきました。  現在の当社の事業部門は、データエントリーや受託計算などを行う「データビジネス部門」、それにソフトウェア開発やEUC(エンドユーザーコンピューティング)などを担当する「システムビジネス部門」に分かれています。いわば、情報を入力するところから、それを加工して活用する、そのためのシステム構築やコンサルテーションまで。ありとあらゆる情報活用のニーズに応えている“総合情報サービス企業”なのです。  そして、当社が今、キーワードとして掲げているのが、「ソリューション&アウトソーシング」です。ユーザーが抱える問題点や課題を発見し、それを解決していくこと。また、ユーザーの情報化戦略を代行するバーチャル・オフィスの実現。情報化のさまざまな局面を統合し、総合的な情報サービス・ビジネスを推進していきます。

産業界から教育、生活まで、
社会の隅々に浸透している事業実績

 当社の取引先は、主要なユーザーだけでもおよそ600社に達しています。その業種・業界を見ても、製造業から流通、サービス、さらに官公庁・地方自治体、教育機関などまで多岐にわたっています。
 また、その内容も、今話題になっている2000年対応サービスやインターネット/イントラネット構築をはじめとした「システムインテグレーション」、新郵便番号対応サービスなどの「データプロセッシング」、さらにユーザーに代わってオペレーションを行う「システムマネジメント」、「デジタルメディア」、「マーケティング」、「データ入力」などまで、サービスの範囲は広がっています。
 加えて、総務、給与、人事、会計などで構成される、クライアント/サーバシステム向けパッケージソフト「Dr.シリーズ」、住所検索システム「ADDRESS」、デスクトップマッピングシステム「Map Info」、大学成績証明書システム「ダ・ヴィンチ」なども開発。いずれもユーザーから熱い支持を受けるロングセラーとなっています。このほか、CASE(コンピュータ支援による設計)ツールの開発など、全天候型の情報サービスを提供しています。

何よりも社員一人一人の
自主性を重視した人材教育

 当社の教育ポリシーは“自主性の重視”。社員はまず自分で能力アップの努力をし、必要な設研修機会やツールを会社にアピール。そして会社は社員の努力を支援体制づくりに徹しています。そのため、階層別研修などは強制参加ではなくすべて自由参加。ですから研修の参加は100%にならないのが特徴です。また、新入社員研修でも、まずはじめの1カ月間で基礎の基礎を習得。その後、配属先で、プログラム言語などの専門研修を消化していくスタイルになっています。
 レールが敷いてあって、来た列車に乗れば目的地に連れていくという研修体制ではありません。線路や枕木の材料を用意し、作り方を伝授し、方角を教え、好きなほうへ走っていってもらいます。
 さらに、社員に充実したプライベートライフを過ごしてもらうために寮設備を充実させています。例で言えば、1Kの部屋が12戸。寮費は1カ月2万円弱ですが、寮費には電気代・ガス代・水道代すべて込み。しかも、洗濯機から冷蔵庫、エアコン、カーテン、照明器具、クローゼットまで、生活の必須アイテムは備え付け。お金が貯まる(はずの)寮です。