40年近い歴史を持つ、
自由設計の本格木造住宅メーカー

 当社は昭和25年の設立以来、一貫して自由設計の本格木造住宅を手がけている企業。すでに50万戸を越える住宅を提供しています。最近では、お客様が3次元画像でプランのイメージを体感できるシステムを開発。伝統の在来工法と先進技術とを融合し、新しい快適な住まいづくりを進めています。

ここは業績ナンバー1の新大宮展示場。
34歳の所長が若いメンバーを引っ張る。

何よりも住まう人が本当にくつろぎ、
快適で安心して暮らせる家であるために。

全国で1、2を争う、
トップレベルの事業所

 当社新大宮展示場。埼玉県浦和市にあるこの展示場には総勢6名のメンバーがいて、営業や設計などの仕事に取り組んでいる。メンバーを引っ張る森崎亮太所長は34歳の若さ。でありながら、96年度下期(96年10月~97年3月)には全国の事業所中、第1位の業績をマーク。97年上期(97年4月~9月)も堂々第2位の業績を達成するなど、常に全国で1、2を争っている。

本格的な木造住宅で、
お客様の夢を実現していく

 新大宮展示場のテリトリーには、住宅地が多く、確かに住宅産業のマーケットとしては恵まれている。マーケットが大きいなら大きいで他社との競合もまた厳しい。市場性だけで業績があがるわけではない。
 話はちょっと専門的になるが、当社では一貫して「軸組工法」という日本の伝統的な工法を採用し続けている。もう40年近くにわたって、自由設計の本格木造住宅をメインに手がけていること。それが当社の強みである。
 営業社員の仕事は、こうした商品力を基本にしながら、一人一人のお客様がどのような要望を持っているのか、またその要望を満たしていくにはどのような家が適しているのか、を突き詰めていく。そうして設計担当者と連携プレーを発揮し、お客様が漠然と抱いている「夢」をはっきりとした具体的な姿にする。「夢」を「住まい」や「生活」という実際の形にしていくのである。

契約に結びつくお客様は、
その8割までが展示場来場者

 新大宮展示場を例にとると、契約に結びついたお客様のうち、8割は展示場に来場された方々だ。当社が在来工法のメーカーであることを事前に知っているお客様もいるが、実際には特徴をあまり知らないお客様のほうが多い。また、予め所有している土地に建築するお客様は、4割程度。6割は、土地も同時に購入されるお客様である。来場された段階で、まだ土地の購入が決まっていないお客様も少なくない。営業社員が商談を進め、ある程度プランが固まって初めて商品といえる形になるのである。営業のプランニング力も欠かせない商品力なのである。

社員がみんな同じカラーではつまらない。
もっと個性ががあっていい

 まだ所長になる前、当時の上司から教わったこと。それは、“営業のやり方は人それぞれ違ってもいいはず”“マネジャーは部下が能動的に動ける環境づくりに徹する”ということです。住宅の場合、お客様のお仕事も千差万別ですし、プランも一つ一つが違ってくる。それに営業一人一人にも得意なこと、不得意なことがあるはずです。私としてはできる限り部下の自主性を大切にし、個性を生かした営業活動ができることを考えています。ですから、新大宮展示場では、社員が自分の個性を生かしているという点では自信がありますね。そして新人は、先輩たちのそれぞれのやり方を見て、それを参考にして、自分のやり方を確立していってほしいと思っています。

入社3年目から、
自分でも驚くほどの販売実績

 入社後、世田谷区、練馬区の展示場を経て、この新大宮展示場へと配属になりました。実は、入社後3年目までは、ほんの数棟しか販売実績がなかったんです。私たちの目標は1カ月に1棟のペースでの受注なんですが、連続すると11カ月売れない時期があったほど。今になって考えてみると、その当時は研修などで教えられた通りにマニュアルそのままのトークをしていたんです。お客様から見ると堅苦しくて、返って信頼感がなかったのかもしれないですね。そのあたりが同僚や先輩の指摘でわかり、自然な会話に努めるようになった途端に、好調に転じ始めたんです。最近では、9カ月連続の成約実績をあげたりと、自分でも驚くほどの成績を実現しています。

98年度は入社5年目以内の
トップ営業をめざします

 住宅というのは、個人の方が購入するものとしては、まず間違いなく一番高額な買い物になります。販売したあとも、そこにずっと残り、長いおつきあいがある。そう考えて、住宅業界への就職を決めました。入社後は研修を経て、新大宮展示場に配属。その後は、OJT形式で接客や建築の基本を学びながら、実際の営業活動にも携わってきました。上司の力を借りながらですが、今までに3件の契約をいただいくことができました。これは、同期の新人の中では一番多いんです。やるからには自分が一番じゃないと気がすまない性格なんです。来年は、入社2~5年目までの社員の中でトップの実績があげらること。そこに自分の目標を定めています。