ここだけの話、
今から笑いが止まらない。

面白い業界の、伸びている会社の、楽しい仲間たち

いろんな“達人”が集まってきた。

1990年。産業界ではいわゆるバブル景気のフォローウインドウが吹いていた頃。コンピュータの世界で言うなら、ようやく“ネットワーク”という言葉が叫ばれ始めた頃。そんな年に当社は生まれました。一人の技術者だった社長を中心に、コンピュータ関連業界のメンバー数人が集まって誕生したのです。「理想の環境」を自分たちの手でつくろうと思ったのが、そのきっかけ。もう少し具体的に言うと、「自分たちで何かを考え、創造していける会社」「メンバーが前向きにやりがいを感じながら仕事ができる会社」というのが、当社がめざしてきた方向です。
それからおよそ10年。設立のしばらく後からバブル崩壊後の不況期に入ったわけですが、なんとか当社は成長し、私たちのコンセプトに共感した仲間が集まってきました。ネットワークの達人あり、Windowsの達人あり、Macintoshの達人あり。中には野球や香水の達人もいます。みんな個性をガンガン発揮しながら、イキイキと自分らしく頑張っている。そんな楽しいプロフェッショナル集団に育ってきたのです。

社員全員に聞きました
ソフト業界に入るなら、
儲かってる会社がよい。

その理由
「今、儲かっている」よりも
「これから儲かる」会社。

クイズ番組の引っかけ問題みたいな答えになってしまいましたが、答えとしてはやっぱり、「これからの会社」のほうが面白いと思います。今すでに儲かっている会社は、ソフトウェアプロダクツも完成し、業界内ではけっこう有名にもなっていますし、ビジネスを展開していくためのレールもある程度敷かれているはずです。まあ、そういった会社で、誰かが敷いてくれたレールの上を、誰かが設計した電車に乗って進んでいくのも、ラクでいいのかもしれません。けれど、どうせなら自分で「仕組み」を作るところからやっていきたいとは思いませんか? もしあなたがそんな気持ちを少しでも持っているのなら、「可能性のあるネタは持っているんだけど、まだ全然展開されていない会社」がおすすめです。という前置きのあとに当社の宣伝にはいるわけですが、当社はまさにこれから忙しくなる時期を迎える会社です。設立後に開発を始めたパッケージソフトのビジネスが軌道に乗り、大手のコンピュータメーカー数社が当社のパッケージに興味を示してくれ、販売代理店となってくれたり、あるいは提携先へOEM供給するようになったりで、強力な販売チャンネルができあがってきたのです。会社が始まってからいろいろ投資して、どうにかマイナスからゼロへ上がってきたところで、今年あたりからプラスに転じようとしています。これからが本当の創業なのです。

エンジニア全員に聞きました
当社の商品が世界のベストセラーになるのも、
まんざら夢とも言えない。

その理由
これにかけては世界一、
と、そんな感じでソフト市場を地球的に牛耳る。

世界の情報サービス産業。このマーケットで力を奮っているのは、やっぱり欧米の会社です。M社を筆頭に、数多くの会社があちこちで強さを発揮しています。例えば今、自分のパソコンにインストールされているソフトを見ても、ほとんどが外国製品。「ローカライズ」という言葉も、英語版を日本語版にすることという意味で使うことがほぼ100%。その逆、日本語版の英語化という意味で使うことはまずないのが現状です。それにしても、欧米で大ヒットしている日本産のビジネスソフトはないのでしょうか。うーん、技術立国ニッポンがこんなことでは絶対いけないのです。と、そういう当社にも、正直言ってまだ日本語版のプロダクツしかありません。ただし、これからはきっと違います。当社も今では、日本を代表するような大手企業と直接取り引きできるようになってきました。いくつかの客先では、自社の海外法人や海外拠点などでも当社のプロダクツを使いたい、という嬉しい話も出てきています。そうなれば、いずれアメリカの企業の人たちの目にも触れ、「We"ll try it !」とかなんとか言われるかもしれません。こうなると英語化して、英語圏で販売するチャンス。ドイツ語版、フランス語版、イタリア語版、と世界のファンにプロダクツをお届けしなければいけません。と、そんなわけで、メンバーの頭の中では、アメリカ進出の夢がかなりはっきり描かれています。

20代の社員に聞きました。
受託開発よりも、
パッケージのほうが面白い、と思う。

その理由
そりゃまあ、人に言われたモノより、
自分たちで企画したモノをつくるほうが楽しい。

当社のビジネスはその90%までがパッケージソフトで占められています。これは、創業からのコンセプトを実践する一つの道だったのです。設立当初は受託開発の仕事もたくさん引き受けいました。しかし、受託開発はユーザーのニーズに応じてシステムをつくるため、自分のアイデアより、相手先の要望に合わせることが先に立ってしまいます。しかも、大規模なシステムでは、大勢のメンバーが開発を分担するため、システムの全体像が見えにくくなってしまうのです。その点、パッケージなら、売れる売れないは別にして、当社オリジナルの企画商品がつくれますし、メンバー全員がプロダクツ全体を考えながら仕事をしていくことができます。それに、軌道に乗って売れるようになれば、会社の収益性も高くなるのです。もう一つ付け加えておくと、パッケージに必要な技術自体は決して難しくはありません。便利なアプリケーションも、既存の技術をうまく組み合わせることで実現します。問題は、どんなソフトにするのかということ。必要とされるソフト、足りないソフトを見つけていくマーケティング・センスが大切なのです。例えば、インターネットのように、何か新しい仕組みが急速に広まっていく中で、足りない機能を補い、もっと便利な使い方を見つけ、提案する。そういうターゲットで、世界的大ヒットプロダクツの開発を狙っているのです。

西新宿のOLに聞きました。
結婚するなら、休みが多くて、
年収1000万円ぐらいある人がいい。

その理由
やっぱり、ソフト業界って、他の業界よりも、
高額所得者になれる可能性が高いんじゃないかな。

おいおいちょっとちょっと、と言いたくなるようなOLサンたちの答えです。と、言いながらも、実はあなたも「自分の年収が1000万円ぐらいあったらいいなァ♡」とは思いますよね? はい、当社のメンバーも、そう思っています。ところで、あなたがごくごく当たり前に就職して、きわめて普通の大手企業に入ったとして、年収1000万円に達するのはいつ頃なのでしょうか。どちらにしても、かなりのインセンティブをもらうか、出世競争に連戦連勝していかないとだめでしょう。それに、何かすごい発明をしたり、とってもビッグな世界的ビッグビジネスをつくったりしても、その巨大な利益があなた個人の収入にどれだけ反映するのでしょうか。それよりも、高収益体質で、会社の利益が頑張った人に頑張っただけきちんと分配されるほうがいいとは思いませんか? そうした体制の最たるものが、ベンチャー企業でしょう。当社も可能性あるプロダクツを持ったベンチャー企業で、利益の公正な分配を大事にしています。ですから、あなたの頑張り次第では、20代でベンツとBMWを同時に乗り回すことも十分に可能です。それに、いつか社内に持株制度かなんかができて、会社が店頭公開や株式上場を果たすことだって考えられます。 で、現在の当社ですが、まだ「すごく高収入」とは言えません。それでも、今年中には30歳そこそこの1000万円プレイヤーが誕生するかどうか、というところまで来ています。これはホントです。

取締役に聞きました
お金も大事だけれど、
社員が毎日、笑顔で仕事できるのが一番だと思う。

その理由
眉間にしわを寄せて通勤して、
しかめっ面で仕事をするなんてまっぴらごめんだ。

朝の通勤ラッシュ。実はサラリーマンが受けるストレスの80%までが、満員電車によるものなのだそうです。さらに出社してからは、ノルマや人間関係で別のストレスが…、なんていうのは本当に大変です。まあ、ラッシュ時の電車が満員なのは仕方がないとしても、少なくとも会社に行くことが少しでも楽しく感じられるような、そんな集団でありたい。当社では、楽しい会社であるための一つとして、会議をすべて自由参加・自由発言制で行っています。「給料体系や人事評価制度を決める会議」「来年度の会社の休日を決める会議」など、会議の前には必ず電子メールでメンバー全員に内容をアナウンスをしています。自由参加ですから、「そんなことどうでもいい」と思えば参加しない。その代わり、「それは大変だ、ぜひ、自分の意見を言っておきたい」と思えば参加するというわけです。発言も自由。自分が思っていること、次にこんなモノをつくりたい、開発のやり方をちょっと変えてみようなど、いろいろ意見を言って、みんなの力でたくさん儲かる会社にして、社内環境を良くしていきたいのです。だから、会議に出席すれば新人であっても自分の提案が採り上げられます。そんなわけで、当社の社員は全員が、会社が何を考えているのか、どっちの方向に進もうとしているのかを知っているのです。 最後にほんのひとこと。ずいぶん前の会議で勤務時間のことが話し合われ、それ以来コアタイムなしのスーパーフレックスタイム制を採用していますから、通勤ラッシュは避けることができます。

こうして1人1人が“Entrepreneur”になった。

自分の作品があるということ。

パッケージプロダクツの場合、マーケットでどれだけ評価されているかがよくわかります。自分の提案が社会に受け入れられたのかどうか、はっきりした形で返ってきます。それは、厳しくもあり、また楽しさでもあるんです。
(システムデザイン部 34歳)

日本を代表するような超大手企業を相手にする。

最近は当社のソフトに注目する企業が増え、ハードウェアメーカーとのタイアップの話がたくさん来ています。世界的なコンピュータメーカーをはじめとして、超大手企業との商談をいくつも進めています。
(営業部 32歳)

いつか世界でヒットする商品を。

ちょっと今、個人的にアメリカの企業情報システムの勉強をしています。日本人ならではの視点で、何か役に立つ機能をプラスするような商品をつくってみようと思っています。世界でヒットするような商品をね。
(システムデザイン部 24歳)

営業も商品企画スタッフなんだ。

営業、開発、サポートと部門は分かれていますが、垣根はとても低い。営業であっても、興味とやる気があれば、開発のことにも首を突っ込めます。みんなで創り、みんなで売っていくという雰囲気があります。一体感のある会社です。
(営業部 27歳)

Windowsは使いにくい?じゃあ新しいのを創ろうよ。

自分の身の回りで「なんでここはこうなんだろう?」と思ったら、それが商品開発の始まりです。Windowsのどこかが気に入らなかったら、自分で気に入ったモノを創ればいい。それが受け入れられて、新しい商品となるのです。
(オープンシステム部 29歳)

独立系の良さを生かし切ってるね。

一生懸命頑張っても、親会社に利益を吸い取られる、なんていう悲惨なことがない。どこかに頼るっていうことはできないんですが、自立心のある仲間が多いので、かえって独立系の自由度がいい方向に発揮されていますね。
(サポートセンター 30歳)

さて、ここまで、夢の話も少し盛り込みながら、当社の横顔を紹介してきました。
いかがでしたか?
当社では、このパンフレットを作るにあたって、
みんなで「当社の一番の特徴って何なんだろう」を一生懸命に考えました。
考えれば考えるほどわからなくなってしまったわけですが、
一つ何となく見えてきたきたことがあります。
それは、そうやって「みんなで一生懸命考えた」ということ。
普通なら一人の担当者が独断と偏見で作ってしまうのかもしれませんが、
当社はいろいろなことに誰もが自由参加なのです。
意見を言うのも、やりたいことを主張するのも自由です。
ですから独立系ソフトハウスとはいうものの、
ワンマンなオーナーが一人だけで儲けているような会社ではありません。
バラバラのようで実はメンバー同士の絆が強い会社なのです。