平成元年、当社に入社。

前職は、東京本社の設計コンサルで、その神奈川の事業所で営業を担当していた。
一応、アジアとは同業にはなるが、だいぶ得意分野が違うので、入社後にかなり勉強が必要だった。覚えることは多くて、今も勉強中。

北海道出身で、大学から東京方面へ。

前の会社に就職するときも、いつかは北海道に戻るつもりだった。が、前の会社には北海道の事業所がなかったので、転職を決意した。
Uターンは、地元で家を継ぐというより、東京だとどうしても住宅にしろ何にしろ現実的な夢しかもてないし、北海道の環境が気に入っていたため。

平成元年に転職を決行したのは、子供がちょうど小学校に入学する年で、今ならひとつの節目で転校しなくてよかったからという理由が大きい。

現在の住まいは、自己所有の土地付きの家。Uターンしてから購入(というか新築)
神奈川時代は公団に住んでいて、せまかった。音が筒抜けで子供が騒ぐと、よく苦情が来た。
Uターン後の生活は、仕事の時間、その他精神面にも非常に余裕があり、給料もアップしていて、生活レベルも以前と変わらない。

当社は東京本社の会社だが、事業は全国ベースで展開している。私たちも地方営業所という意識ではなく、全国的な事業の1スタッフという意識が強い。実際、頻繁に全社レベルの研修・勉強会があり、月1回ぐらいのペースで本社に行っている。
札幌支店は、12名(うち営業4名)で、北海道全土をカバーしている。

現在のニーズは、全国的にコンピュータ関係が多い。業務に応じたソフト・システム開発が好調。地方の人は情報をほしがるので、システムに対する意識は先進的。
(札幌支店の主なプロジェクトを紙面で紹介するには、きっと役所の許可がいると思うので、その辺は本社の人事や営業本部などに問い合わせ・確認してほしいとのこと)

未経験者でアジアに入ってくるなら、人との折衝や役所との折衝が多い仕事なので、お客さんと一緒にひとつのものをつくりあげていく仕事をしたい人とか、企画提案をしたい人とか、そういう人がいいと思う。この仕事は経験も必要だし、吸収しなければいけない知識も多い。