何よりも社員の自主性を重視した
自ら学びとる教育体制

 “教育は受けるものではなく、自ら学ぶものである”。これが当社の人材育成の基本ポリシーである。そこで研修の機会を数多く設け、自主的に自分の力を高めていくような教育体制づくりを進めている。新入社員の研修は1年間。リース業や商品、業務全般などの基礎知識を習得した後は、2〜3カ月のローテーションで工場や営業など様々な部門を経験する。会社全体の動きを理解した上で正式配属となり、今度はOJTを中心に実戦力を高めていく。入社2年目からは技術研修と業務研修を受講。これは月1回・全24回、基礎から応用までにわたる2年間の講習である。このほか一般事務職向けの商品勉強会もあり、全員が幅広い知識を持った人材集団の形成をめざしているわけである。キャリアを積んでからは、部長・取締役クラスにいたるまで各レベルに応じた階層別・職種別に研修が組まれている。  また、人事考課は年功序列を廃し、若くても有能な人材を積極的に登用。さらに自己申告制を導入し、能力開発目標の自己設定と管理、自己報告を行う。能力・職種の客観性を重視し、納得ができる評価制度を整備し、能力アップに結びつけている。

オフタイムの充実も、
会社が強力にバックアップ

 積極的に自己研鑽にはげみ、前向きに仕事に取り組んで大きな手応えを感じる。そうしたビジネスライフの基礎になるのが、安定した生活である。そこで当社では、福利厚生面の充実も大切に考えている。住宅事情が深刻化している首都圏・近畿圏を中心に、社宅や独身寮を設置。都市でのプライベートライフを力強くバックアップしている。また、オフタイムの支援として、全国各地に保養所やレジャー施設などを用意。契約保養所や会員制施設を含めるとその数は50カ所以上にもおよんでいる。このほか当社の社員は、健康保険組合の全国の保養施設も利用できる。